「人の3倍努力して、2倍の結果を出す」をモットーに

「人の3倍努力して、2倍の結果を出す」をモットーに

私は現在、リプロセルの再生医療グループで“研究者の新しい成果が、少しでも早く医療の現場で活躍できるようにするための研究”を進めています。今に至るまでには、紆余曲折ありましたが、いつも「人の3倍努力して、2倍の結果を出す」よう意識してきました。 もともと、4歳から9歳まで、父の仕事の都合でアメリカ暮らし。日本に戻ってきて進学した中学・高校では、陸上部に所属していたのですが、直属の先輩がいなかったので、全部初めから自分で結果を作り出していかなければならない環境にありました。

「人の3倍努力して、2倍の結果を出す」をモットーに

大学は早稲田大学の生命医科学科に一期生として進学。そのため、中学・高校と同じように、研究についても自分で作り出していく環境になりました。高校時代から再生医療に強く興味をもっていた私は、外部の医療機関へ、「一緒に研究させてほしい」と突撃交渉。育ってきた環境が環境だけに、自分の上の人を通してとか、組織図がどうとか、そんなことを全く考えていなかったので、無礼な交渉にかなり叱られました。でも、その勢いが叶って、後に別の研究機関とのコラボを実現。その後の研究で、1 cmの骨格筋組織を体性幹細胞から作り上げることに成功しました。1 cmと言っても、幹細胞を利用して一から作り上げるサイズとしては、大きさ的に初めての例。その成果は世界的な学会誌でも、論文として掲載されました。その後も再生医療について研究を深めたかった私は、外資系の医療機器会社を経て、2014年6月にリプロセルへ入社することとなりました。

再生医療の研究成果を活かし 難病治療を実現します

再生医療の研究成果を活かし 難病治療を実現します

リプロセルに入社して最初の仕事は、既に社内で開発されていた‘ヒトiPS細胞由来肝細胞’の商品開発業務でした。ヒトiPS細胞を用いた機能細胞製造は発展途上の技術であるため、改良の余地はまだまだたくさんありました。商品の安定製造や、高品質化を目指す研究への従事。これは、まさに研究者のための研究。再生医療界の‘縁の下の力持ち’となる研究に従事したわけです。 この研究には、非常に多くの時間を費やしましたが、なんとか結果を出すことに成功しました。まさに、 「人の3倍努力して、2倍の結果を出す」ことができた瞬間です。

その成果は社内でも認められ、今では再生医療グループを担う中心として仕事をしています。2013年に‘再生医療新法’が立法されてから、医療の現場で使用できる細胞や培地に一定の基準が設けられました。となれば、当然それをクリアした原材料を使って、治療に使える細胞を作り出さなければ、その細胞も医療には使えません。そのため今は、基準をクリアした細胞や培地などの研究開発を進めています。それを使う研究者の成果が、少しでも早く医療の現場で活躍できるようにするための研究。つまりこれも研究者のための研究です。未来の再生医療を支える研究にたずさわれることに大きな責任を感じるとともに、そんな偉大な世界の‘縁の下の力持ち’となる仕事ができることをうれしく思っています。

田村 健一 再生医療グループ 2014年入社

高井 正人 営業・マーケティング部

郷原 茜 技術部