ReproHepato™ ヒトiPS細胞由来肝細胞 (凍結)

製品分類 : iPSC由来細胞キット別売試薬研究テーマ : 安全性試験, 病態解明, 肝炎, 薬効試験, 薬物代謝試験

ReproHepato™ ヒトiPS細胞由来肝細胞 (凍結)

≪ヒト初代肝細胞に近い細胞機能を実現したヒトiPS細胞由来肝細胞を供給いたします。≫

【特徴】

 ・ヒトiPS細胞由来のCYP陽性肝細胞です。

 ・ヒト初代肝細胞に近いCYP (3A4/1A2/2B6) 活性/誘導活性を示します。

 ・安定供給可能でロット差が小さい肝細胞です。

 ・機能を保持したまま長期間の培養が可能です。

 ・CYP受託アッセイサービスも承ります。

 ・CYP2C9/2C19/2D6 酵素活性の高い製品も開発中です。

 ・製品に添付の培地で6日間培養した後、CYPアッセイにご使用になれます。

※保存温度:液体窒素

リプロセルは、世界で初めてヒトiPS細胞由来肝細胞を製品化いたしました。ReproHepato™ はヒト初代培養肝細胞に近い細胞機能を保持した正常分化細胞であり、同時に安定した大量供給を実現する製品です。


≪ヒトiPS細胞由来の高純度なCYP陽性細胞です≫

ReproHepato™ は付属の培地で6日間培養すると、ヒト初代肝細胞に似た特徴や形態を示すCYP陽性細胞です。
CYP酵素やアルブミンといった肝細胞の機能に特徴的なタンパク質を高発現しており、CYP誘導活性試験や肝毒性試験にご使用いただける製品となっております。

≪キャラクタライゼーション≫

付属の培地で6日間培養すると、アルブミンやCYPP450を高効率に発現した肝細胞になります。これらの細胞は、mRNAレベルで、CYP3ファミリーやトランスポーター遺伝子を発現していることが確認されております。

CYP3A4発現細胞のFACS解析結果

アルブミン発現細胞の
FACS解析結果

アルブミン発現細胞のFACS解析結果

CYP3A4発現細胞の
FACS解析結果

ロットごとのCYP3A4発現細胞の割合

ロットごとの
CYP3A4発現細胞の割合

≪シトクロムP450遺伝子の発現≫

ReproHepato™から得られた細胞はヒト初代培養肝細胞と比較し、ロット間の差が少ないことが確認されており、いつでも同一ドナーからの細胞をご提供することが可能です。
また、3次元培養することにより、さらに各種シトクロムP450遺伝子の発現を高めることにもできます。


≪トランスポーター遺伝子の発現≫

NTCP

1: ReproHepato™ lot OM13 basal
2: ReproHepato™ lot OM24 basal
3: ReproHepato™ lot OA07 basal
4: Primary Hepatocytes lot A basal
5: Primary Hepatocytes lot B basal
6: Primary Hepatocytes lot C basal

※縦軸はヒト初代培養肝細胞の遺伝子発現量を100としたときの相対値


≪CYP誘導・阻害活性試験≫

ReproHepato™から得られた細胞は既知の誘導剤添加による薬剤応答能を有することが確認されています。

CYP3A4

1: ReproHepato™ basal 3 lots
2: ReproHepato™ 10 μM Rifampicin 3lots

※薬物を処理していないReproHepato™を100としたときの相対値
※エラーバーは標準偏差を示す

CYP1A2

1: ReproHepato™ basal 2 lots
2: ReproHepato™ 50 μM Omeprazole 2 lots

※薬物を処理していないReproHepato™ を100としたときの相対値
※エラーバーは標準偏差を示す

CYP2B6

1: ReproHepato™ basal 2 lots
2: ReproHepato™ 1 mM Phenobarbital 2 lots

※薬物を処理していないReproHepato™を100としたときの相対値
※エラーバーは標準偏差を示す


≪肝毒性試験≫

ReproHepato™から得られた細胞に肝毒性を持つことが知られている化合物を添加すると、ラット肝細胞や、株価された肝細胞よりもヒト初代培養肝細胞に近い挙動を示すことがわかりました。


≪3次元培養≫

ReproHepato™から得られた細胞を用いて3次元培養することも可能です。例えば、ハイドロゲル(PuraMatrix)を用いて、ReproHepato™を 3次元培養するとCYP3A4などの薬物代謝酵素の発現量をさらに増加させることができます。

3次元培養

1: ReproHepato™ lot OM13
2: ReproHepato™ lot OM13 on Puramatrix
3: Primary Hepatocytes lot A
4: Primary Hepatocytes lot B
5: Primary Hepatocytes lot C

※縦軸はヒト初代培養肝細胞の遺伝子発現量を100としたときの相対値

製品リスト・価格

品番 製品名 希望小売価格(税抜)
RCDH001N ReproHepato™ (8.2 x 106 cells) ¥95,000

※保存温度:液体窒素
※輸送方法:ドライシッパー
※本製品は細胞製品となりますので、培養には培地等の試薬が必要となります。
(下記関連製品をご参照ください)

関連製品

品番 製品名 希望小売価格(税抜)
RCDH101 ReproHepato Culture Medium(80 mL) ¥15,000
RCDH301 ReproHepato Assay Medium(30 mL) ¥12,000
RCESDH401 CYP Assay Service: ReproHepato™を用いたCYP活性/誘導アッセイサービス お問い合わせ下さい

論文・発表

発表実績

  • Society for Laboratory Automation and Screening (San Diego) ポスター発表 2012年2月
  • 日本薬学会第133年会(横浜) 口頭発表 2013年3月

論文

ReproHepato

  • ヒトiPS細胞由来肝細胞の製品化と創薬応用.稲村 充,横山周史.再生医療2013年5月号
  • Scott, Clay W., Matthew F. Peters, and Yvonne P. Dragan. “Human induced pluripotent stem cells and their use in drug discovery for toxicity testing.” Toxicology letters 219.1 (2013): 49-58.