ヒトiPSC-心筋細胞に関するFAQ

ヒトiPS細胞由来心筋細胞

QTempoとは何ですか?
QT prolongation Examination with Myocardia derived from Pluripotent cellのことで、拍動心筋細胞における、心電図のQT間隔に相当する波形を無侵襲の電気生理学的な手法を用いて測定するcell-based QT延長試験法です。拍動心筋細胞はヒトiPS細胞由来の拍動心筋細胞塊を使用しており、化合物に対し、生体での応答に近い正確なデータを得ることができます。Post HTS, Hit-to-Leadにおけるnon-GLP毒性試験として最適です。
ヒトiPS細胞由来心筋細胞に使用しているiPS細胞はリプロセルで作製されたiPS細胞ですか?
弊社で樹立したiPS細胞を用いております。
リプロセルで作製されたiPS細胞は4因子ですか3因子ですか?
sox2, oct3/4, klf4, c-mycという4つの因子を使用しております。
ヒトiPS細胞由来心筋細胞はどのように分化したものですか?
未分化状態のiPS細胞を処理し、心筋細胞へ分化誘導するための培地に移して培養し、分化させております。
ヒトiPS細胞由来心筋細胞は心臓のどの部位ですか?
心臓のどの部位かは明確にはなっておりません。
ヒトiPS細胞由来心筋細胞はどのような実験に用いることができますか?
In-vitro心筋毒性試験および薬効試験のほか、遺伝子・蛋白質発言の確認実験などにお使いいただけます。
ヒトiPS細胞由来心筋細胞での電気生理実験のトレーニングを受けることができますか?
弊社では施設料無償にてオープンラボを開催しております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
オープンラボにつきまして簡単ですがご案内させていただきますと、
・予約を入れていただき施設自体は無償にてご使用いただけます。
・ご使用の際の心筋細胞あるいは電極プレート、使用培地は弊社製品を
ご使用頂きますのと、これらに関しましては事前にご購入下さい。
(納品先を弊社にしていただいて結構です。)
・被検化合物等はお持込いただけます
・機器の使用方法につきましてはご説明申し上げます
QTempoの受託ではQT間隔以外に観察できるポイントはありますか?
Na振幅、K振幅、拍動数を観察できます。
QT間隔とは何ですか?
QT間隔とは心室筋の興奮が開始(Q波)されてから、再分極が終了(T波の終わり)するまでの時間、つまり心室筋の興奮の経過時間を表しております。
QT間隔の評価が必要な理由は何ですか?
心室筋の再分極を阻害する働きを有する薬剤は、QT間隔の延長を引き起こすと考えられます。臨床的にはクラスⅠaおよびクラスⅢの抗不整脈薬(キニジン、ジソピラミドなど)がこれに該当し、いずれもQT間隔の延長を引き起こすことが知られています。
新規薬剤開発に際し、QT延長を引き起こす可能性を評価することが求められております。
QTempoの受託ではどのくらいの量の化合物を送る必要がありますか?
1化合物あたり500ul〜1ml程度ご用意下さい。
測定濃度などはお客様のご希望に合わせて設定が可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。

培養見学会および導入支援サービス

iPS細胞の培養見学会で分化操作まで見学できますか?
弊社で実施している見学会の内容はhuman iPS細胞を使用したon feederおよびfeeder lessでの培養方法の実演が中心となっており、現在のところ、分化操作の実演は実施しておりません。
細胞培養の導入支援サービスとは何ですか?
弊社製品、Reprocoat、霊長類ES細胞用培地、霊長類ES細胞用細胞剥離液、霊長類ES細胞用凍結保存液、フィーダー細胞をご使用のお客様に対し、ヒトiPS細胞培養系の立ち上げを支援するサービスになります。お送りいただいた細胞の写真をもとに、お客様のご質問等に答え、スムースな細胞系の立ち上げをサポート致します。